昔の写真プリントにまつわる手順
どうも「家事見習い男子」です。
曇って、コロコロと形が変わる
ぼけーっと空を見上げていて。
「あ、雲の形が何かに似ている」と思った瞬間に写真に撮らないと、すぐに雲の形が変わってしまう。
どういう風なイラストを付け加えれば・・・なんて、のんびり考えているうちに、雲の形は別の形へと変わってしまう。
それで、別の形に変わった雲の形から発想を膨らませている間に、また雲の形は別の形へと変わっていく。
実際に、自分で作ってみようとすると、そんな難しさがあることに初めて気づく。
何ごとも、自分でやってみないとわからないものだなぁと、こんなことからも気付かされる。
「あ!」と思った瞬間に写真に撮る
インスピレーションが浮かんだ瞬間に、とりあえず写真を撮ってしまう。今は、スマホを含め、デジタルカメラなので、要らなければ後で消せばいいんだし。
フィルムカメラの時には考えられなかった。
撮影直後にデキ映えを確認することもできないから、一本のフィルムを撮りきって、写真屋さんに出しに行って、数日後、写真屋さんのカウンターで初めてデキ映えを確認。
もうちょっと明るく写ってると思っていたとか、ボケちゃってる、あの子だけ目を閉じてる、なんてことも、写真屋さんのカウンターで初めてわかる。
多少の明るさ調整や色合い調整なら、写真屋さんにお願いすれば、焼き直しをしてもらえるんだけど、なかなか勇気がなく、単にデキ映えを確認して、お金を払って家に戻ってくる。
家に戻ってから、どうしても!という写真だけをじっくり選定して、再びネガをもって写真屋さんへ。目的の一枚の調整の指示を写真屋さんに伝えて、また後日、プリントされた写真を受け取りに行く。
思い返せば、以前は、けっこう面倒なことだった。
ちなみに。
この面倒な手順を「うん、うん」と実感を込めてうなずける人は、それなりの年ってことなんだろうなぁ。もしくは、良くて「半分、青い。」年代かな。