【往復】夜行バスで横浜から青森へ
横浜発着の貴重なバス
長距離のバスを活用し始めています。
東京発着は東京駅と新宿駅と合わせると豊富に長距離バスが発着していますが横浜駅発着は限られているのです。
以前、大阪と横浜を昼に走る長距離バスを利用して非常に満足したので今回は更に長距離の青森と横浜を結ぶ夜行バスを利用してみました。
詳細については別サイトでまとめています。
【夜行バス青森横浜往復】片道12時間のキラキラ号乗車体験 | 途次大志の備忘録
書ききれなかったこと
ここでは別サイトでは書ききれなかったことを書こうと思っています。
記事を作成する上で情報を整理していくと記事の流れによって割愛する情報もあります。
そうした記事の流れ上、割愛する情報もどこかで伝えたいなと思っています。
今回、横浜と青森を結ぶさくら交通が運行する「キラキラ号」を往復で利用しました。
往路
横浜駅(YCAT)を21時10分に出発し、22時20分にバスタ新宿で乗客を更に載せて東北へと向かいます。
利用した日のバスは満席でバスタ新宿を出発しました。
やはり利用者はバスタ新宿からの東京組が多く、横浜発着が今後も継続してくれることを祈るばかりです。
途中に3ヶ所のPA(パーキングエリア)やSA(サービスエリア)を経て盛岡駅へ到着します。
ちなみに休憩するPAやSAは当日の渋滞状況などの運行状況によって立ち寄る場所は異なるそうです。
翌日の早朝に到着した盛岡駅で7割くらいの乗客が降りていきました。
つまり盛岡よりも北の弘前駅、青森駅までの利用者は3割り程度です。
今後、このキラキラ号がバスタ新宿(東京)と盛岡のみの運行にならないことを祈っています。
復路
21時25分に弘前駅を出発予定です。
当日、天候が悪く雪の影響できっと青森駅始発のこのキラキラ号も遅れるだろうと思っていましたが、予定通りにバスは弘前駅へと到着しました。
あの程度の雪では遅れないのか、もしくは余裕をもって運行スケジュールが組まれているのかもしれません。
また復路では早朝に首都圏に入ってくることになり埼玉あたりから朝の渋滞に巻き込まれました。
その渋滞も見込んで運行スケジュールが組み立てられていることに驚きました。
もともと往路より復路の方が1時間以上、長く所要時間が掛かるように設定されています。
往路、復路とも快適な夜行バスの旅でした。
まとめ
事前に往路と復路の交通事情を鑑みて運行スケジュールを設定されている点が非常にバス運行を提供する企業の姿勢として親切だなと感じました。
新幹線や飛行機をバス運行会社の競合と考えれば、少しでも所要時間を短く表示したいものだと思います。
せいぜい所要時間の説明書きに「渋滞等の影響により遅れる場合があります」と記載しておけば不満を口にする利用者も多くないかもしれません。
ただバス運行のプロとして道路の渋滞状況とそれによる遅れの程度を見積もりことができる彼らはしっかりとそれらの予想される影響を踏まえて所要時間を表示している点は非常に企業としての誠意を感じます。
バス運行にはいろいろとニュースでも問題とされていることもありますが、プロとしてこうした姿勢で安全に運行し、しかもなるべく低価格で提供し続けてもらえれば利用者が大きな支持を与えるだろうと思います。
バス旅のファンとしても長距離バスを利用することで、そうしたプロ意識の高いバス運営の企業を応援したいと思っています。