『家事見習い男子』

趣味としてではなく「生活」としての家事に取り組み始めた「家事見習い男子」

御香典や喪中はがきに使う「薄墨」の理由

f:id:tozy1970:20181017194511j:plain

喪中はがき作成

今年の春に妻の祖母が他界し喪中はがきを作ることになりました。

 

喪中はがきの一般的な書き方やマナーを知っておきたいとネットで調べ、さらに我が家が受けっ取った喪中はがきを引っ張り出して実例として調べてみました。

 

この内容については別サイトでまとめていますが、その喪中はがきにまつわることを調べているうちに「薄墨」という言葉に遭遇しました。

 

薄墨なので赤字ではなく「薄墨」と表現した方が良いかもしれませんが。

 

【喪中はがきの書き方】実際に受け取った実例をまてめてわかったこと | 途次大志の備忘録

tojitaishi.com

 

薄墨を使う理由

喪中はがきなどの弔時の手紙では文字を黒色ではなく薄墨(灰色)を使う方が望ましいようです。

 

ただ別サイトにもありますが今では灰色ではなく黒色(黒書き)も一般的になり、実際に我が家が受け取った喪中はがきの多くは黒色で書かれています。

 

なぜ薄墨を使う方が望ましいのかを調べました。

 

古くからのマナーやしきたりなので諸説あると思いますが、という前置きを書いておきます。

 

諸説その1

あまりの悲しみで涙が墨(黒色)に落ちて薄まって薄墨(灰色)になった

 

 なんとも詩的な表現だなと思いませんか。

 文字の色に感情を込めるという風情を感じます。

 こういう心遣いは大切にしたいですね。

 

諸説その2

急な出来事でゆっくり墨をする時間がなく薄墨(灰色)になった

 

 時間的にそこまで逼迫していない喪中はがきではこの理由はピンときませんが、御香典の文字色についてはピンときます。

 

 確かに御香典に包むお札も結婚式の時のようなピン札ではなく、むしろピン札を一回折るなどしてピン札感を失くす方が良いというのを聞いたことがあります。

 

 薄墨という文字色を使うことで「あまりに急で驚いている」という想いを表現しようという心遣いはとても大切にすべきもののように感じます。

 

伝統色の薄墨色 

 今では喪中はがきや御香典の文字色として使われている薄墨ですが、伝統色とし「薄墨色」があるようです。

 

 「薄墨色」は赤字ではなく「薄墨色」で表現したほうが良いですよね。

 

 この薄墨色、伝統色と言われるだけあって平安時代から使われているようです。

 

 しかも平安時代から訃報を知らせる手紙に使われており、文字色としての用途としては現代と共通していることに驚きます。

 

 手紙の文字色としてだけでなく、喪服の染色としてもこの薄墨色が使われていたようです。 

 

irocore.com

 

まとめ

 今回、薄墨が薄墨色として平安時代から今と同じ用途で使われてきたことを知りました。

 

 こういった風習は大切にしたいものです。

 

 ただ喪中はがきを作る際に文字色を黒色から薄墨に変えると料金が上がってしまう場合もあります。

 

 家計的にも予算重視という考え方も大切なので、そこは各自の判断で今は許されるのでしょう。

 

 ただし薄墨には伝統的な風情のある背景があるということだけは知った上で黒色(黒書き)を使用するということが望ましいのかもしれません。

 


生活・文化ランキング

 

 

 

  

 

 

【赤箱女子】朝の疑問が午後にはブログの記事に

f:id:tozy1970:20181017194511j:plain

朝のテレビがきっかけ

たまたま観ていたテレビで「赤箱女子」という話題が流れてきました。

 

赤ヘル」のカープ女子とは違うのか?

 

トンチンカンなことを考えていると妻が「やっぱり固形石鹸の方が良いのよね」と。

 

「赤箱」と「固形石鹸」

妻が何を言っているのか、そもそもテレビの話題の「赤箱」について話しているのかもわかりませんでした。

 

「赤箱」とはカウブランド牛乳石鹸固形石鹸のことだったんです。

 

液状のボディーソープが発売以来、固形石鹸はしばらく市場で苦しい環境に置かれていたようです。

 

固形石鹸が見直されている

洗顔の時に赤箱の固形石鹸を使う方が肌の調子が良いというのが女性たちの間ですっかり広まり、市場での販売も順調に伸びているようです。

 

「赤箱 AWA-YA」というカウブランド牛乳石鹸の赤箱の専門店が期間限定で京都にオープンしていたほどのようです。

 

うちのは青箱

そう言えば、我が家は風呂では固形石鹸を使っていました。

 

確か10年以上前までボディーソープを使っていましたが、いつからか固形石鹸に変わっていました。

 

その固形石鹸はカウブランドでしたが赤箱ではなく青箱です。

 

赤箱と青箱の違いって?

こうなると気になってしまいます。

 

いったい赤箱と青箱はどう違うのか。

 

それなら調べようということになりました。

 

スクワランという成分

赤箱と青箱の違いについての詳細は別サイトで整理しています。

 

どうやら赤箱にはスクワランという成分が入っていて、青箱には入っていないのです。

 

スクワランというのはどういうものなのだろう?

 

また気になったので調べていきました。

 

美容系や化粧品に

インターネットで検索すれば「スクワランオイル」などの言葉が出てきます。

 

スクワランの効果について書かれていますが、どれほど信頼できのだろう?という気がしました。

 

そもそも牛乳石鹸の公式サイトを調べてみましたが、赤箱の成分としてスクワランという言葉が出てくるだけで詳細な内容は見つけられませんでした。

 

少なくともスクワランという成分がどういう効果を示すという内容は牛乳石鹸公式サイトには見つけられません

 

学術論文をあたる

いくつかのジャーナル(学術雑誌)をあたっているとスクワランに関わる学術論文がヒットしました。

 

スクワランは私が調べただけでも既に1970年代くらいから化粧品などに一般的に使われてきたようです。

 

もっとも化粧品など日用品だけでなく工業製品として潤滑油の役割もスクワランは果たすことなども学術論文に書かれていました。

 

便利な世の中ですね

何か疑問に感じることがあって調べたいと思えば、インターネットがあればすぐに調べられます。

 

調べれば調べるほど疑問も出てくるというものですが、それでも朝、赤箱と青箱の違いに疑問に思い、午後にはスクワランの学術的な一部にたどり着き、ブログの記事としてなんとかまとめることができるのです。

 

そんなこんなでまとめた記事が下記の別サイトでのいち記事です。

 

 

【赤箱女子】カウブランド牛乳石鹸の赤箱と青箱の違いって何? | 途次大志の備忘録

tojitaishi.com

 


人気ブログランキング

有志の活動にグーグルのサービスが活躍

f:id:tozy1970:20181017194511j:plain

組織としての活動

組織で活動する上で情報のやりとりというのは不可欠ですよね。

 

別サイトで自主防災委員会に関連する記事を書いていますが、たとえばこのような組織では防災マニュアルから打ち合わせごとの議事録であったり、何かしら情報をやりとりし管理する必要があります。

 

 

【自主防災委員会】グーグルドライブを活用し資料や写真を共有管理 | 途次大志の備忘録

tojitaishi.com

 

有志での組織活動

会社組織であれば情報のやり取りに会社のメールアドレスを使ったメールのやりとりも簡単ですが、有志での組織ではG-Mailのようなフリーメールの存在に助けられます。

 

LINEという情報のやりとりもありますが、LINEをやっていない人もいるので全員がやりとる手段としては不都合が生じます。

 

グーグルが提供するサービス

こうした有志の組織で情報をやりとりし管理するにはグーグルが提供するサービスは種類も多く有効です。

 

G-mail

もっぱら一般的なフリーメールとして活躍してくれています。

 

添付書類も付けれるので有志全員でのやりとりに大活躍です。

 

GoogleDrive

先に紹介した別サイトでの記事の通りですが、役立ちます。

 

Googleカレンダー

スケジュールを共有したり、ToDO管理を行うのも活用できます。

 

リマインダー機能も使えます。

 

Googleフォト

イベントの写真をアルバムを作って保管しておけるので便利そうです。

 

Google翻訳

自主防災委員会の例で考えると、マンションの居住者には日本人だけでなく海外の方もいらっしゃいます。

 

英語はもちろんその他の言語で掲示板に張り出す際などにも利用できます。

 

まとめ

グーグルの提供するインターネットサービスは容量などで料金が掛かる場合もありますが、基本的に無料でスタートできるのも嬉しいです。

 

インターネットがなかった頃にはさぞかし自主防災委員会や理事会、町内会、自治会といった有志による組織活動もさぞかし不便であったろうなと想像します。

 

もっともこうしたインターネットサービスが利用できるからと言って、全てそれらで活動が済むというわけでもなく、我々の場合であれば月に1度のペースで顔を合わせて打ち合わせをすることで活動が成り立ちます。

 

顔を合わせるということはやはり大事なことで、親近感が深まり、少しずつ少しずつコミュニティーの輪が広がっていきます。

 

こうしたコミュニティーの広がりこそが、実はいちばん大事な防災への活動なのかもしれません。

 

そんなことを便利なグーグルのサービスを活用しながら感じます。